介護士になると自らの判断により利用者さんの体調を左右する場面に幾度となく出会います。
この業界に働いていないと、知らない人も多いかと思いますが、介護事業の種別によっては看護師が常駐していないことがあります。そのため夜勤中等、介護士の素早い判断が必要になってきます。
身体が暑かったり、苦痛そうな顔をしていたり、傷や痛みが出ていたり、身体の変化には介護士が真っ先に気づく必要があります。
高齢になると体調の変化が多く、突発的に症状が出ることがあります。発見するには観察力と知識が必要です。
もちろん慣れでもありますがね・・・
始めた頃なんかは、業務覚えることに必死で小さい変化なんかにはあまり気づくことができませんでした。
まずは小さなことから気づきを入れていくことで、同じパターンに出くわした時に素早い判断ができるようになります。
食事を普段必ず食べてくれる人が食欲がない。。。
こういう時は、排便が関係しているかも・・・
汗かいている。。。気分が悪そう。。。
こんな時は、布団かけすぎ?部屋の温度調整?糖尿病なら低血糖かも・・・
一つひとつ先輩介護士の動きや看護師の動きを確認していることで頭にも入れやすいです。
皆さんの素早い対応や一つの知識が命を救うことがある仕事です。